町長あいさつ
ようこそ。嘉島町のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。
町長の鍋田平(なべたたいら)です。
嘉島町は、熊本市の南東部に隣接しており、都市近郊にありながら自然環境に恵まれていることから、自然の豊かさと都市的機能の調和したまちづくり「活力とうるおいに満ちた田園文化都市-住んでよかった!水の郷嘉島-」を基本理念とし、まちづくりを進めています。
嘉島町長に就任して1年がたちました。町長選の公約では、子どもや高齢者にやさしいまちづくりを一番に掲げました。
子どもをめぐっては給食無償化について、今年4月から第一子を半額、第二子以降は無償とする一部無償化をスタートさせる方向で検討しているところです。これを手始めに、完全無償化の実現を目指します。交通事故が懸念される町道交差点への横断歩道設置とカラー舗装に取り組みました。中学校の北側町道への歩道設置なども進めています。児童・生徒の増加に対応して東小の増築工事にも着手しました。東、西両小学校と中学校にエレベーターを設置し、バリアフリー化を推進しています。子どもたちが安心・安全に暮らせる町づくりを引き続き推進します。
高齢者に関しては、昨年4月にデジタル防災行政無線システムを始動し、75歳以上の人のみで暮らす世帯には無償貸与で個別受信機を配備しました。今後はゆうすい号の運行時間の延長など、より使いやすい運用になるよう改善を行い、引き続き高齢者が安心して暮らせる社会づくりを進めます。
開かれた町政を目指すとともに、「町民の皆さまの声を町政に反映させます」と公約しており、昨年4月、役場玄関ロビーに、ご意見箱を設置しました。まちづくりへのご提案などを募り、魅力あるまちづくりに反映してまいります。他にも、公約の「住民にやさしいまちづくり」の一環として、役場庁舎に総合案内窓口も開設しました。
行財政運営の適正化も進めます。校舎増築などの支出が膨らむなか、住民の暮らし向上に必要な事業を精査していきます。また企業誘致も重要です。企業進出は、産業の振興や雇用の創出につながります。いろんな企業から話も来ており、環境保全等も考慮しながら、誘致に積極的に取り組んでいきます。町が東部台地で進める区画整理事業「ゆうすいの杜」の宅地造成も着々と進め、定住促進を図ります。
交通渋滞緩和や熊本市中心部とのアクセス強化では、ほかの自治体に先駆け、9月に木村知事が来庁され、直接対話できました。県との情報共有を進め、一つ一つ課題を解決していきます。
災害に強いまちづくり、農業所得の安定など、取り組むべきことはたくさんあります。町民の皆さまの声をしっかり聞き、「嘉島町で暮らしてよかった。嘉島町で暮らしたい」と心から思えるまちづくりを推進してまいります。
皆さまのご健勝、ご多幸を心よりご祈念申し上げます。
(令和7年1月)
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