町長あいさつ
ようこそ。嘉島町のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。
町長の鍋田平(なべたたいら)です。
嘉島町は、熊本市の南東部に隣接しており、都市近郊にありながら自然環境に恵まれていることから、自然の豊かさと都市的機能の調和したまちづくり「活力とうるおいに満ちた田園文化都市-住んでよかった!水の郷嘉島-」を基本理念とし、まちづくりを進めています。
嘉島町は2022年に人口1万人を突破しました。昨年1月1日までの1年間の人口増加率は1・83%で県内の市町村で2位でした。企業や商業施設の進出が相次ぐなか、移り住んでくる人たちが着実に増えており、町の躍動を実感しています。
町が東部台地で進めている区画整理事業「ゆうすいの杜(もり)」はこれまでに63区画の販売が終了しています。今年も、宅地の造成整備を着々と進めることにしており、さらなる人口増加が見込まれます。
小中学校では児童生徒数が増え続けており、今年は校舎の増改築を進めるとともに、学校へのエレベーター設置に着手し、バリアフリー化を推進します。
町長選での公約では、子どもや高齢者に優しい町づくりを掲げました。給食の完全無償化がその一つです。全国の先行事例を研究して実現への道筋をつけたいと考えています。町の発展に伴い、通行車両が増えるなか、子どもたちが安心して登下校できるようにするため、通学路の安全対策も進めていきます。
高齢者など交通弱者の方々を支援する取り組みとして、10人乗りの乗合タクシー「ゆうすいGO(ごう)」の運用も始めています。日常生活における移動手段の一つとして、重要な役割を担うことが期待されています。町民の皆さまの声に耳を傾け、利便性をより高めていきます。
新たな防災行政無線システムが4月から本格的に始動します。地球温暖化により、全国で豪雨災害が頻発するなか、災害に強いまちづくりは喫緊の課題です。一方、「水の郷」と呼ばれる恵まれた自然と調和したまちづくりも進めます。農業所得の安定、交通渋滞の緩和など、取り組むべきことはたくさんあります。
「嘉島町で暮らしてよかった。嘉島町で暮らしたい」と心から思える安心・安全な町づくりに邁進します。そのためには「開かれた透明性のある行政」を実現していくことが最も重要だと考えます。町民の皆さまの声をしっかり聞き、町政に反映していきます。
皆さまのご健勝、ご多幸を心より祈念申し上げます。
(令和6年1月)
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