子宮頸がん予防接種(HPVワクチン)のキャッチアップ接種について
子宮頸がん予防接種(HPVワクチン)は、平成25年6月より積極的な接種勧奨を差し控えてきましたが、令和4年度より定期接種の機会を逃した方を対象に、キャッチアップ接種(HPVワクチンの接種の機会)が実施されることとなりました。
Ø定期予防接種対象となる方:平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれの女性で、過去にHPVワクチンを3回受けていない方
※過去にHPVワクチンを1回接種したことがある方は残り2回、2回接種したことがある方は残り1回、無料で接種を受けられます。
Ø費 用:無料
Ø接種期間:令和4(2022)年4月〜令和7年(2025)年3月までの3年間
Ø実施場所:嘉島町内指定医療機関 ※のぐち皮ふ科はHPVワクチンの取り扱いはありません。
医療機関名 |
所在地 |
電話番号 |
大串内科 |
鯰2778 |
234-7873 |
さかた耳鼻咽喉科 |
鯰1834-1 |
237-4133 |
からしま小児科 |
上島961 |
235-6333 |
※町内指定医療機関以外の広域予防接種対象医療機関で接種を希望する場合は、接種前に【母子健康手帳(お持ちの方)、申請者の身分証明書、広域予防接種予診票交付申請書】を持参のうえ、町民保険課保健係にて事前手続きをしてください。
・広域予防接種対象医療機関一覧広域予防接種参加の医療機関一覧(PDF 約1MB)
・広域予防接種予診票交付申請書広域予防接種予診票交付申請書(PDF 約276KB)
Ø申し込み方法:医療機関に各自電話等でお申し込みください。
Ø接種に必要なもの:健康保険証、母子健康手帳(お持ちの方)
留意事項
1、 過去に接種したHPVワクチンの情報(ワクチンの種類や接種時期)については、母子健康手帳や予防接種済証でご確認ください。過去に接種したHPVワクチンの種類が不明である場合、接種を実施する医療機関の医師と十分に相談したうえで、接種するワクチンの種類を選択してください。
2、 体調に何らかの問題のある方は主治医によく相談し、その指示に従ってください。
3、 HPVワクチンの接種は努力義務であり、強制ではありません。接種するかどうかは、ご家庭でよく話し合って決めてください。
4、 積極的接種勧奨の差し控え期間に自費で接種(任意接種)した方に対する償還払いの取扱いの詳細について、対応が決まりましたら町のホームページ等でお知らせします。
● 接種の方法
接種回数:3回
※ワクチンが2種類あり、それぞれ接種間隔が異なります。初回接種したワクチンで最後まで使用してください。
●参考 子宮頸がんと予防接種の効果について
◆子宮頸がんとは、子宮頸部(子宮の入り口)にできるがんのことで、発がんの50〜70%にヒトパピローマウイルス(HPV)16型及び18型の感染が関与しているといわれています。HPV感染の予防には、ワクチンの接種と定期的な検診が効果的です。
◆HPVは主に性交渉で感染します。特別な人だけが感染するのではなく、多くの女性が一生のうちに一度は感染するごくありふれたウイルスですが、多くの場合、感染は一時的で症状のないうちに排除されるため、発がんすることはまれだと考えられています(10000人に132人程度)
◆子宮頸がんの発症は20歳代から増え始めるため、10代でのワクチン接種が予防に効果的と考えられます。
◆公費で受けられるHPVワクチンの接種により、感染予防効果を示す抗体は少なくとも12年維持される可能性があることが、これまでの研究でわかっています。
◆定期接種の対象年齢以上の世代に接種した場合であっても一定程度の予防効果が期待できますが、性交経験によるHPV感染によってワクチンの予防効果が減少することが示されています。
◆HPVワクチンの接種後には、多くの方に、接種部位の腫れ、赤みなどが起こることがあります。
◆厚生労働省のホームページでは、HPVワクチンに関する情報をご案内しています。
追加情報
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