町長あいさつ
ようこそ。嘉島町のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。
町長の荒木泰臣(あらきやすおみ)です。
嘉島町は、熊本市の南東部に隣接しており、都市近郊にありながら自然環境に恵まれていることから、自然の豊かさと都市的機能の調和したまちづくり「活力とうるおいに満ちた田園文化都市-住んでよかった!水の郷嘉島-」を基本理念とし、まちづくりを進めています。
異例ずくめの旧年を、新型コロナウイルス抜きには振り返ることができません。緊急事態宣言の発出に至った国内はもとより、世界中がコロナによって震撼(かん)させられ、マスク着用、「3密(密閉、密集、密接)」回避、ソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保、在宅勤務にWEB会議と、私たちの日々の暮らしも「新たな生活様式」へ大きく変化した年であったと思います。
わが町も町民の皆さまの感染防止、安全・安心を最優先に、消防出初め式をはじめ、水の郷(さと)まつり、敬老会、ジョイフルスポーツなど恒例の行事、イベント開催をやむなく見合わせざるを得ませんでした。
それでも、感染防止の徹底と同時に、町は縮小し兼ねない社会経済活動の後押しに注力し、町独自のプレミアム付き商品券は追加の第2次販売が即日完売となる人気ぶりでした。地道な誘致活動で「嘉島と共に歩んでいこう」という気鋭の進出企業も相次ぎました。人口が増加基調で懸案になっていた待機児童も、新たな保育園誘致、町立幼稚園の幼保連携こども園への民間移行で「0(ゼロ)」に解消できました。
また、芝原の土地区画整理では既に生鮮食料品からDIY用品まで取りそろえたスーパーや家電量販店などが軒を連ねる新たなエリアがお目見えしました。
たくさんの皆様のご支援により、新たなステージへと推し進めることができました。関係者の皆様のご協力ご支援に心から感謝を申し上げます。
令和3年は、熊本地震から5年を迎え、町復興のシンボルとして創出する新たな街並み「ゆうすいの杜(もり)」の第1期販売がスタートします。県内屈指のスケールの宅地開発として注目される東部台地土地区画整理事業の一環として、井寺から北甘木にかけて約70万8000平方メートルに渡る一帯に1400区画に上る宅地や店舗が将来的に誕生します。
益々賑やかになってくる嘉島町にどうぞご注目ください。
最後になりますが、今後も引き続き、皆さんに「住んでみたい!」「住んでよかった!」と思っていただけるような、そして、“我が町は”と誇れるまちづくりに努めてまいります。
(令和3年1月)